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むさしのサイエンスフェスタ2011に参加しました

例年の行事として小中学生を対象とした武蔵野市主催の「サイエンスフェスタ2011」が、11月3日に大野田[おおのでん]小学校で行われました。
私たち「武蔵野・多摩環境カウセラー協議会MECC」の6人のメンバーは、「むさしの・こどもエコフォーラム」を支援する形で参加しました。今回のサイエンスフェスタは、全体で28ブースが出展されました。わがチームは24番ブースで「化石のレプリカを作ろう」と言うテーマで出展しました。

今回の出展は、化石を学習することによって地球の誕生から今日までの地球環境の変遷を学び、環境問題の重要性についての認識を深めてもらおうという目的で企画しました。
化石のレプリカは、予め私たちが製作しておいたプラスチック製の型に紙粘土を詰めて化石の形を作り、絵の具で彩色して乾燥させてから艶出しラッカーを吹き付けて出来上がりです。さらに希望者は、安全ピンのついたリボンテープをレプリカに張り付けてブローチに仕上げました。今回、レプリカを製作した化石は、アンモナイト、三葉虫、さめの歯、二枚貝の4種類でした。

                  化石のレプリカ製作方法
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1回の所要時間を1時間、一組20人として3回行いましたが、各回とも定員を大幅にオーバーする盛況でした。各回の「講義」では、まず化石の種類や化石のできた年代、さらに地球の歴史などを学習し、さらに宇宙から見た関東地方の写真の中で武蔵野市がどこにあるか、太古の地形は今とどう違っていたか、それが現在発掘される化石とどのようにかかわっているかなど、結構、大人にも興味深い話が多くあり、お父さんやお母さん達も大勢聴き入っていました。アケボノゾウなど特に多摩川流域で発見された化石については、みんな大変興味を持ったようで父母の皆さんからも質問が出ていました。

「講義」に続いてレプリカ作りの説明があり、早速、製作にかかりました。予想していた以上に子供たちは大変熱心に取り組んでいました。しかし、やはり小学1年生には少々難しい子供もいて、私たちの手助けが必要でした。それでもみんな頑張って予想以上に素晴らしい作品を完成させていました。ただ絵筆を使って絵の具で彩色する技は、小学低学年ではまだ学習していないので少々難しかったようです。

              化石のレプリカを作ろう—会場の様子
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今回の「化石のレプリカを作ろう」については、MECCが主体となって支援しました。そのためメンバーが、化石の型作りからレプリカ製作の実習など、一連の作業を事前に習得して出展に備えました。全体の指導は、MECCメンバーの一人である寺木秀一教授(東洋大学)が行い、子供たちへの説明も寺木教授が担当しました。

化石と言いう子供たちに親しみやすい対象を切り口に、地球の歴史と環境問題を学習する今回の取り組みは、かなり成功したように思われます。環境学習というととかく環境問題そのものを主題として取り上げ、最初からその問題に直接焦点を当てる手法が採られがちです。特に子供たちのための環境学習では、環境問題とは直接かかわりがないと思われるようなテーマを切り口としてアプローチする手法が、有効であることを改めて認識しました。
来年はどのようなテーマにするか、同じ「化石のレプリカ」で実施するとしても、もう少し効果のあがる方法を見つけたいものと思っています。
by wister-tk | 2011-11-15 17:27 | イベント参加報告